今日は特に寒かったですね!インフルにかかってしまったけど1日休んだら元気になりました。
私の周りでもバタバタ体調崩してるのでみなさんも気をつけて。
昨日の記事でようやく退職した私ですが、最後に先輩と決定的な大喧嘩をしてました。
「アンタ、キチガイじゃないの?!?!」発言を覚えているでしょうか。
↑私が一体何をしたかは忘れましたが…笑
これ、私にはかなり強い言葉だったみたいで今でもよく覚えています。
この時私、初めて先輩に反抗します。
遂に歯向かいます。
「私、キチガイなんて言われてまでここで一緒に仕事したいと思いません!!!!」
言った!!!言ってやった私!!!!
って感じですが当時は必死も必死。
だって生まれて初めての親以外への反抗。
さらっと言い返したように書いてますが、情けなくて悔しくて怒りも悲しみもショックもあまりに大きくて…
ぐちゃぐちゃの感情を上擦る声にしてどうにか絞り出しながら、ぼろぼろに泣きながら言いました。でもすごくスッキリした。
ここから私のマインドは一気に変わりました。
もうあれだけ言ってしまったんだ。嫌われて元々。私も好きじゃないし。
仕事はいつも通りやる、私が正しくやれることはちゃんとやって、分からないことは聞く。
嫌な顔されたり教えてもらえなかったらもう仕方ないや。
頭から血の気がスーッと引いて驚くほど冷静になったことを覚えています。
嫌われること見放されることが怖くなくなった私はそこで目が覚め、退職への準備を進めていきました。
人は覚悟が決まった時にここまで行動が変わるものなのかと。
この退職までの出来事を分析してみます。
事実
・自分の意思で退職した
・職場環境(人も労働環境も)がむちゃくちゃだった
・先輩とうまくコミュニケーションが取れなかった
・私の勤務態度にも問題があった
・親に現状の説明や相談ができなかった
・先輩に初めて反抗して自分の本音を言った
感情
・夢の就職1年目で先輩から可愛がってもらえなくて悲しかった
・仕事を振ってもらえない自分が恥ずかしくて情けなかった
・先輩が怖かった
・たくさん注意されて恥ずかしくてどんどん自信を失くして辛かった
・同じ新卒の友達とどんどん社会的な価値の差が開いていくようで怖かった
・親に自分が困っていることを知られたくなかった(申し訳ない、情けない)
・何もしてくれない上司に絶望した
・誰も味方がいないことが辛かった
・会社で辛いのに同じ環境の誰にも弱音を吐けないことに絶望した
・社会的に何もできない、私には何の価値もないんだと感じた
・今まで私は何をしてきたんだろう、絶望
・寄り道して家に帰る時間を遅らせてでも、この暗い鬱々とした気持ちまで家に持ち帰りたくないと思っていた
・家に帰ったら明日が来てしまう(だから寄り道してでも家に帰るのを遅らせたかったw)
・怒りや悲しみの本音を本人に伝えたらスッキリした
気付き
・人から可愛がられることは当然ではない
・人から可愛がられるためには、可愛いと思われる行動をしないといけない。私は人から可愛がられたい人になれていなかった。
・例えば自己開示しないことは自分の本心を見せないこと→何を考えているかわからないから可愛くない
・いつでも愛想笑いをする→本心を見せないから言葉や行動に信頼性が出ない
・仕事がすごくできなくても、可愛がられてさえいれば社会でやっていける
まとめると
・可愛がられる人は、特に自分の弱みや失敗を曝け出せる強さがある
・可愛がられる人は、きちんと自分の本心を伝えられる強さがある
・可愛がられる人は、人に助けを求められる強さがある
・本音を言うことは自分の精神を完全に保つこと
当時の私にはこの価値観が強くインストールされました。
今分析したものを読んでみると、出来事はシンプルで少ないけど、感情はその出来事に対して多過ぎるくらいにたくさん出てきている。
今はもう思い出せない部分もあるけど、当時はもっとあったはず。
これをぜんんぶほぼ自分一人で出さず消化せず無かったことにしたり見ないふりしたり無理矢理ポジティブに捻じ曲げて溜めてきたわけだから、そりゃもうどろっどろのぐちゃぐちゃ。
そりゃ精神病む。
そしてやがて確実に可愛がられない人間になる。
今なら分かる。
そう。自分の素直な感情を出すことが下手な人は人から可愛がられないということ!!!
これが私が当時ようやく落ち着いて導き出した答えでした。
今も「人間味」や「人間らしくあること」って人と関わって生きる上でとても大事だと感じる。
なぜなら人は人との共通点があると安心する生き物だから。
成功ばかりじゃなくて失敗もするし、弱音吐くし、泣くし、怒ったり笑ったり感情がよく揺れ動く人の方が人間らしくて魅力的。
何ができるかとか能力とかスキルとか、大事だけど。それより何より私はまず人間らしくて暖かくて、自分や人の感情を大切に理解しようとする魅力的な人でありたい。